印象、日の出
お今晩は。いつもの陽蔵です。
今日はこれを見た時の話をします。
印象、日の出
モネ展ですね。凄まじかったです。まず、人混みが凄かった。
公開期間は前半と後半があり、前半のメインがこの「印象、日の出」でした。後半は「サンラザール駅」
前半に観に行って本当によかった。最初はどちらの公開期間に観に行くのでもよかったのだけど、この「印象、日の出」は何かが乗り移ってるような気すらしました。
二階の一角を使ってこの絵が一枚だけスポットライトを浴びる様は異様でした。近付くにつれ胸が高鳴り、視界に入るだけで気になって寒気すらしました。絵の前に並ぶ列があり、横切る間しか近くで見られないのですが、見た瞬間に時間が止まるような体が温かいような感覚がして、本物だと痛感しました。
この絵は完成した当初、評論家達に「書きかけの絵のようだ」と酷評されたそうですが、手を加えすぎたような無駄がなくて、気取りがない素晴らしい絵なのです。
見た後、数日間は余韻が残っていました。素晴らしい絵は本当に理屈じゃないんだ、と改めて思いました。
皆さんも是非、見る機会があったら見てみて下さい。「本物」は画像で見るのと全然違いますよ。
では、最後に私のお戯れを貼って、今回は失礼します。